タイ国境越え ポイペトからシェムリアップへ!

本日も6時前に起床!まだ暗いです。

今回のホテルは朝食付きではないため、セブンイレブンまで買い物へ。

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だいたい日本だと「おにぎり」と「お茶」とか買うんですが、ここはタイ、アランヤプラテート。そんなのあるわけありません。
長時間悩んだ末、菓子パンとジュースを購入。運悪くどちらも超甘い。

本日はいよいよ、国境越えてカンボジア入りです。

事前に情報を読みあさり、入国カードも昨日のうちに記入。
写真は記入例です。
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準備OK!!

デポジットの500バーツは返金してもらい、
気合を入れてホテルをチェックアウト。

午前8時すぎ、いざ!ボーダーへ!
昨日スコールが降ったので足元はビチャビチャです。

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まずはビザ代行屋が声をかけてるくはず!

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昨日の昼間は、数名から声をかけられたのですが、今日は誰も声をかけてきませんでした。。
せっかく事前にビザとったのに。
あっさり第一関門通過。

タイ出国

タイのイミグレへ。
朝早いせいか?ガラガラです。3〜4人程度。
あっさり通過。

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中間地点でも、荷物持ちや、傘さし君、物乞い等トラップの情報は事前に収集済みです。

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関わらないように、目を合わさず一気に行こうと、早足で歩くも、誰も声をかけてこない。
あっさり通過。

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カンボジアっぽい門を通過し、

カジノホテルエリア通過

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今のところ誰も声をかけてきません。
ちょっと拍子抜けでした。。。

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カンボジア入国

カンボジアのイミグレへ。

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ここもガラガラ。パスポート・入国カードを提示し、写真・指紋をとられ、あっさり通過。

なんか順調過ぎて面白くありませんが、難なくポイペトへ入れました。

ポイペトでシェムリアップ行きのバスに乗る

ポイペトからが本番です。
歩いていると、タクシーの客引きがウジャウジャ声をかけてきます。

何人かは無視したのですが、しつこいのが2〜3人かなりしつこくついてきます。

しつこくタクシーを勧めてきます。

事前情報では、うまく他の旅行者を見つけ、乗り合いタクシーをシェアするのが一番ベストだということは調べてました。

っがしかし、他の外国人旅行者が誰もいない。。。

周りには客引きが2〜3人でしつこく勧誘してきているし、頭のなかは軽くパニックです。
35$でタクシーで2時間だ!と連呼しています。

とっさの判断、タクシーは無し!バスにしよう。

まだボーダーを出てそんなに歩いていません。
事前情報では、イミグレを出てすぐのところから無料シャトルバスが出ており、それに乗ると10kmくらいはなれた、相場の倍くらいとられるバスターミナルに連れて行かれるから、それに乗ってはダメ。

イミグレでて道なりに歩いて2kmくらいの所にある古いバスターミナルから乗るのが良し!
それを目指す途中に、何件か旅行会社があり、そこで買うほうが安い場合も!!

という情報は得てました。

「私はバスで行く!」だからタクシーには乗らない!!というと、

「バスか!これがシェムリアップ行きのバスだ!もう出発するぞ!早く乗れ!!」っと、たまたますぐ脇に停まっていたミニバンを指差して急かします。

この時の私の頭のなかは、

◎鬱陶しいから一刻も早くこの状況から逃れたい。

◎そのミニバンには何人かの外国人も乗っており、値段はいくらか知らないけど、1人で変な車に乗せられるよりまし。

っというのが頭を駆け巡り、

「これに乗る!」っと決めてしまいました。

っがしかし、よくよく聞いてみるとこれはプノンペン行きでシェムリアップではない。。
でもすぐシェムリアップ行きも出るからと。
ここで客引き+バス会社の人間数人に囲まれ、完全にロックオンされてしました。

もう半ば諦めて値段を聞くと、500バーツとのこと。

事前情報では相場は10〜12$程度というのは調査済み。3〜5$程度高いくらいならまぁいいか!と、このバスに乗ることにしました。

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するとさらに、
シェムリアップ行きは10時発だ。それにゆっくり行くから3時間かかる。タクシーだと35$だが2時間で着き快適で早い!とまだタクシーを勧めてきます。

それでも断ると、

今度は「アンコールワットには行ったのか?」「カンボジアは何日滞在するんだ??」「目的はなんだ?」「帰りもポイペトから帰るのか?」とか、質問攻めです。。

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仕事だからアンコールワットには行かない!1ヵ月くらいは居る。帰りは飛行機で帰る。と半分本当半分適当に答えると。

今度は「もう300バーツ出せ!タクシーで連れて行ってやる」と。

やり取りも面倒だし、10時まで待つのも面倒だし、だんだん300バーツくらいならいいかな?と。

「わかった300バーツ出すからタクシーで連れて行け!」と言ってしまいました。

嬉しそうな客引き。。

っがしかし財布を見たら、もう300バーツも残っていない。
(バックパックの中にはまだだいぶバーツありましたが、こいつ金持ってる!と思われたくないので)
「ごめん!300バーツ無いから乗れない!」と言うと、

「じゃぁ10$で良い」と。

こいつ私の財布の中の10$札見てたんか!!

こうなってくるともう払いたくありません。これをつかうとシェムリアップ着いてから金が無くて困る。「だから払えない」頑なに拒否です。

そんなやり取りをしていると、やっと諦めたのか、客引きはどこかに行ってしまいました。

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そこから小一時間。
不安との戦いです。。

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◎本当に10時に出発するのか?
◎ちゃんとシェムリアップに行くのか?
◎難癖つけて追加で請求されないか?

最悪のシナリオを考えればキリがありません。警察自体もたいしてあてにならない国ですから。英語もままならない日本人は圧倒的な弱者のカモです。。

長い1時間でした。
すでに容量を使いきったスマホをいじくって「ケータイは使えるぞ!」アピールをしたりして不安を紛らわしました。。

数時間出発が遅れることは覚悟していましたが、なんと!10時すぎには「車の中に乗れ!」っと。

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15分〜20分くらいは遅れましたがちゃんと出発しました。

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容量を使いきってもGPSは使える!

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Googleマップで確認すると、ちゃんとシェムリアップ方面に向かって走っているようです。

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思いのほか快適で、途中何度がウトウト眠くなりました。

主要道路だから道はキレイです!

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のどかな風景。

また事前情報では、
バスの場合、頻繁に休憩をとらされ、飲食店や土産物屋に連れて行かれ、バックマージンを稼がれるとかは調べて知っていました。それに関しては、休憩できるし、大したもの買わなければ良いだけだしまぁ許容範囲と思っていましたが、なんと休憩なくシェムリアップ直行でした!

途中ドライバーだけはちょっと停まって昼飯らしきものを買ってました。

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徐々にシェムリアップの見たことある景色が見えてきた時は、心の底から安心しました!!

ほぼドライブも終盤かと思いますが、何やらドライバーがケータイで電話してます。
完全にクメール語で何言ってるかわかりませんが「トゥクトゥク」という単語は聞き取れました。

そうです。最後のトラップです。

バスを街の中心地から少し外れた所に停め客を降ろし、待ち構えていたトゥクトゥクがぼったくり価格でふっかける!あれですね〜

もうこの頃には、心にゆとりもあるし、大きな心で!
「いいよ!それくらい!払ってあげるよ!!」

私の他にもう一人客がいたのですが(見た目はカンボジア人なのですが英語でしゃべってました)その彼は「オールドマーケット」に連れて行ってくれ!とドライバーに言ってました。

だから私もその近辺で降ろされるのかと思っていたら、全然関係ない所で降ろされました。

想定内です。

ミニバンから降りるとトゥクトゥクが2台待ってます。
私の目の前でドライバーにお金を支払ってます。バックマージンですかね??

通常の観光客だと、次の日のアンコールワット観光の営業とか色々出来るんでしょうけど、私は行かないんで。

ゲストハウスの住所を見せて、知っているか?と聞くと「知っている!」と。

タイのバイタクでも色々面倒だったので、
今度はこちらから価格交渉へ!
本当は1$で十分だと思っていましたが、無事シェムリアップに着いた安心感から「2$でどうだ?」と聞いてみました。

すると「3$ならいい」と。。。

ちょっとイラっとしましたが、ほんともう一刻も早くゲストハウスに着いて休みたい一心だったのでそれでOKし、やっとのことでシェムリアップのゲストハウスまで到着〜

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長かった。。

シェムリアップに無事着いた記念にゲストハウスのレストランで「ルックラックサイコー」を食しました!!

色々ありましたが、振り返ってみると、大したことではないんですよね。

特にポイペトなんか極悪非道の輩ばかりの街だと思ってましたからね〜
結果的にボラれたのかもしれませんが、良心的?なぼったくり。かわいいもんです。

まぁ、今回これくらいで済んだのも、事前に色々調べ、警戒したからこそ!!
油断大敵。舐めてかかったら大火傷をするでしょう。

気をつけましょう〜。