以前Iさんの帰国報告会で知り合った、カンボジア人のLちゃんとバッタンバンで再会しました！
彼女とは不思議な縁で、私がまだバッタンバンに来て間もない頃、HOCのIさんから連絡があり「Lちゃんが友達と旅行で広島に来ており泊まる所がなくて困っている」と。
当時広島は地元球団広島カープが25年ぶりのリーグ優勝をかけて争っているクライマックス！県内外からカープファンが集結しており「宿泊施設はどこも満室」という状況で、ホテルはもちろんネットカフェでも難しいのでは？という状態。
なので広島にいる私の妻に事情を話し、なんとか彼女をウチに泊めてあげれないか？やりとり。結局うまく妻と合流できたようで、彼女は私の広島の自宅に一泊。
広島の私がバッタンバンに。バッタンバン出身の彼女が広島に！というなんか妙な状態になり、彼女がバッタンバンに帰ってきた時は是非お会いしましょうね！という約束をしてたという経緯があったんですねー。
Facebookで連絡を取り合い、私がチャヤホテルに宿泊していることを伝えると「バイクで迎えに行きます！」とのこと！
しばらくして彼女ホテル前に到着！
「バイクで迎えに行きます！」と言われた時点で想像はできましたが「後ろに乗ってください」っと。一応私バイク乗りなので、女子のスクーターの後ろに乗るっていうのにかなり抵抗があったのですが、カンボジア人は普通？まぁよく見かける光景ですし、ここからどれくらい距離があるのかわからないのでお言葉に甘え。。
発車し1分くらい？
着きました！！
近！！
ここなら余裕で歩いて来れます！
私が不慣れな外国人だから気を使ってくれたんでしょう。
欧米人ばかりのカフェ？バー？？のようなお店。
1階は欧米人で満席です。2階に案内されました。
このお店はバッタンバンの中でもたぶん高い店？お客さんも欧米人ばかりだし。メニュー見てもよくわからないのでLちゃんが頼んだのと同じものを頼みました。
来たのはこれです。
Pad Thai Chickenという料理。
5.75$です。
私が「カンボジア料理？」っと聞くと「たぶんタイの料理」とのことだったのでLちゃんも日常そんな食べるものじゃぁないんでしょう。
でも美味しかったです！
私が日本人だから気を使って良い店を選んでくれたんでしょうね〜！せっかくなのでビールも注文したのですが大瓶3.75$。日本とそんなに変わらない値段です！
Lちゃんは見ての通り、見た目カンボジア人っぽくありません。
聞くと中国系カンボジア人とのこと。
東京で初めてあって話したときも、普通に日本語で話されたらカンボジア人とは思いませんでした。日本人って言われてもそうかな？って思う。
本人曰く、日本人に間違われたら嬉しいけど、ベトナム人に間違われたら不快とのこと。
他のカンボジア人もそうでしたが政治的に色々あるんでしょう。ベトナムとカンボジアはあまり良好な関係ではないようです。まぁ日本と朝鮮・中国みたいなものか。
国境が隣接する国にトラブルはつきものですね。
Lちゃんはクメール語・中国語・英語・日本語ができます！
すごいですね。
4ヶ国語です。
中国系カンボジア人だから小さい頃から中国語の教育をしっかり受けていたようで、クメール語より中国語のほうが得意！とのこと！！
今大学で日本語を学んでいるらいしく、その関係の日本留学だったんでしょう！
中国語のバックボーン（漢字）があるから日本語も学びやすかったのかな？と聞くと、初めはそう思って日本語を初めたみたいですが「ちょっと後悔している。。」っと。やっぱり「難しい」みたいです。
私から言わせれば、それだけ喋れれば十分なのですが。
ここぞとばかりに色んな話をしました。
その中で「なぜカンボジアで事業をしたいのか？」と聞かれ、今思っている素直な感想「カンボジアは発展途上で今後の伸びが期待できる」「日本は逆に頭打ちで長い目で見て難しい」ということを答えると、「カンボジアを褒められて嬉しいけど、私は日本のほうが良いと思う」と言われ複雑な心境。。
まぁ確かにそれはわかる！
まぁ1ヵ月少々ですがこちらに滞在し、いろんな良い面もみれたけど、悪い面も今まで以上に目につきました。
家族のことについても聞かれました！
これはHOCのピセイにも聞かれましたね！「事業が軌道に乗ったら家族をカンボジアに呼ぶんですか？」っと。
私個人的には、家族全員が了承してくれるのならそれもアリかな？と思っていますが、現実問題難しいでしょうね。特に娘2人は今からカンボジアで生活しよう！と言っても無理だろうな。
やっぱりカンボジア人は日本人より「家族」という単位が重要なのでしょう。
それは他の東南アジア諸国も同じかもしれません。
他にも色んな話をし、とても有意義な時間を過ごせました。
カンボジアは今お盆です。
Lちゃんからなんと！「明日家族でお寺に行く」「本田さんにカンボジアのお盆を体験してもらいたいので、両親に一緒にお寺に行っていいか？聞いてみようと思う！」と言われて、
とても嬉しい申し出で、私も一緒に行ってみたい気持ちは強かったのですが、お盆と正月はカンボジア人ならだれでも帰郷し家族と過ごすという時に、外国人の私がお邪魔して水をさすのもどうかと思い。。特にLちゃんは長く日本にいて久しぶりの帰郷なのだと思うし。
興味はあったのですが、今回はお断りしました。
そんなこんなで時間も過ぎ（20時すぎてたので）あまり女の子が遅い時間になると、なにかあっては大変なのでこの辺でお開きに。
Lちゃんがバイクで送っていきます！と言ってくれましたが、いやさすがに近いし、いくら私でもここからホテルまでは迷わないし！ということで歩いて帰りました。
今回とても考えされられたな。
私は日本人で、彼女はカンボジア人で。
私はカンボジアで事業をしたいけど、彼女は日本で働きたかったり。
日本は先進国と呼ばれ、少子高齢化も進み、社会保障制度やその他色々な歪もあるけれども、カンボジア人からしたらまだまだ憧れの部分もあり。
難しいことはよくわかりませんが、将来的には日本とカンボジア双方にメリットのある事業・社会貢献活動ができたら良いなと思っています。