バンコクのMRTやBTSは近代的でキレイだったのに、鉄道はなんかローカル色にあふれています。
まず、改札はありません。
誰でも出入り自由です。
スクンビット界隈は人々も都会な感じの人が多かったのですが、フワランポーン駅はとてもローカルな人々が多いです。でかい荷物をたくさん持って、すでにホームに座り込んでいます。
アランヤプラテート行きの電車はすぐにみつかりました。
すでに沢山並んでいます。。
禁煙なはずですが、普通にタバコ吸っている人もいるし、ホームに屋台はあるし、フォークリフトは通るし、、ちょっとバングラディッシュを思い出しました。。。
すでに私は座ることを諦めています。
別の列車到着!
車両が超長い!!貨物列車級??
私が乗る列車到着!
さっきの列車に比べだいぶ短い。私が並んでいた所には車両止まらず。。
座るの諦めてるんでもういいです。
みんな一斉に席取り!!
はいはい。。好きにしてもらって良いです。
まぁまぁ満員です。
先日からそんなに暑くはありませんが、人が多いので気分的に暑いかなー。
定刻の13時05分になっても発車しません。
結局5分遅れくらいで出発しました。
出だしの印象は、、スピード遅いっす。
音がやかましいっす。。
しばらく走って駅に到着。まだ人が乗り込む。
また次の駅でも同様。。
結構な人口密度になってきました。
ルンビニ駅から〜アランヤプラテート駅までは13時5分発〜17時35分(約5時間)が時刻表表記です。
ネット情報ではそれより遅れることが当たり前っぽいです。
こんな満員状態で5時間以上??
アランヤプラテート行きには早朝の便と昼の便があったのですが、私は昼の便を選びました。早朝ですとホテルから駅までタクシーで行くしか無いし、今日はアランヤプラテートで一泊予定だったため夕方に着けば良いと考えていたからです。
昼だから多いの??
早朝の便だと座れたの???
ネットで見たのはほぼ全部早朝の便に乗っていたな〜。
早朝の便にしとけば良かったと後悔の念にさいなまれながら、とろとろ走る満員電車に揺られて後5時間以上持ちこたえれるのか?と不安マックスな旅立ちです。
「さすがにず~っと立ちっぱなしは無いはず!」と言い聞かせながらも、とまる駅とまる駅ごとにどんどん乗客が増してきます。しかもいっぱい荷物持って。。
ちょっとしんどいです。マジで。。
丁度出発してから1時間たったくらいの時から「これは試練!トレーニングだ!!」と思い込むことにしました。
自分の中で勝手にルールを決めます。電車が走っている時はつま先立ち!駅についたら休んで良い!!と。少しは退屈と不快感が紛れるかと思ったのです。
しかし結構駅と駅の間が長いんですよ!!
シンドイです。
そんなこんなで出発から1時間半くらい立った頃から徐々に人が降りはじめようやく座ることができました!嬉
タイの電車は窓全開です!
しかも途中少し雨も降って涼しい。冷房はついていない電車ですが座れれば超快適!
(さっきまでのギャップもあるんでしょうけど)
あとは時間との戦いです。
適当に色々写真を撮ったり。
席を移動してみたり。
物思いにふけってみたり。
スクンビット界隈は超都会でした。MRTに乗ってフワランポーン駅についてからは少しローカル色が強くなり、出発してからは線路沿いにスラムが見え、徐々に景色が田舎になっていく。要所要所に街もありましたが、途中停まった駅はプラットフォームもない、ただの野っ原みたいな所が多かったです。
タイにも色々。バンコク中心部と地方都市は全く別物ですね。
タイの田舎はカンボジアの田舎と似てましたが、やっぱり少し違う。道路が舗装されていたり、住居の佇まいとか。
乗客にも色々な人がいました。
ゴミを散らかしまくってそのままにしていくおばさん。
貧富の格差。幸せとは?
ちょうど日が暮れる地平線を車窓から眺めながら、タイの田舎が全部バンコクになる必要はないし、カンボジアがタイになる必要もない。田舎に住んで貧乏でも幸せな人はいるし、都会の大金持ちでも不幸せな人はいる。
今回のバンコクからアランヤプラテートまでの電車の旅は、短時間で色々な側面から様々な人や景色が見れてとても有意義だったように思います。
さて大変ではありましたが、終わってみれば良い列車の旅ではありました。
アランヤプラテート駅着です。
電車の時刻表によると、
早朝便 5時55分発〜
昼便 13時05分発〜
昼便のほうが約4時間半とかかる時間が短いんですが、電車の通過待ちとかの関係??